食器洗い用の石けんとは?特徴やおすすめの石けんを紹介

食器洗い用の石けんとは?特徴やおすすめの石けんを紹介

乾燥する冬場、食器洗いで手が荒れてしまったという人は多いのではないでしょうか。そんな人は、いつもの食器洗い用洗剤を、石けんに替えてみてはいかがでしょうか。

一般的な食器洗い用洗剤と石けんの違いは、洗浄成分の違いにあります。

このページでは、食器洗い用洗剤と石けん、それぞれの特徴を解説していきます。おすすめの食器洗い用石けんも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

一般的な食器洗い用洗剤と石けんの違いとは?

石けんと洗剤の違い

石けんと洗剤は、どちらも汚れを落とすために使うものです。しかし、同じ洗浄剤でもその成分は大きく異なります。

食器洗いや洗濯、掃除に使う石けんについては、消費者庁が管轄している家庭用品品質表示法によって定められています。

この法律の中で石けんは「界面活性剤又は界面活性剤及び洗浄補助剤その他の添加剤から成り、その主たる洗浄の作用が純石けん分の界面活性作用によるもの」と定義されています。つまり、汚れを落とす働きをする主な成分が純石けん分であるもの、ということです。

一方の洗剤には、合成界面活性剤が用いられています。合成界面活性剤にはいろいろな種類があり、それぞれ特徴が異なります。

使われている化学物質の種類によっては、肌に影響を与え、肌質によってはあかぎれやひび割れといった肌トラブルを引き起こす可能性のものもあります。

 

石けんと洗剤の見分け方

石けんと洗剤は、品名や成分を見ればすぐに見分けることができます。

品名に「台所用石けん」と表示できるのは、洗浄成分が純石けん100%のものだけです。また、純石けんが60%以上100%未満のものは「台所用複合石けん」と表示します。60%未満のものに関しては、石けんとは表示できません。これが「台所用合成洗剤」と表示されます。

また成分欄を見ると、台所用石けんの場合「純石けん分」と書かれています。カッコ書きで書かれているのは、その含有率と、どのような種類の純石けん成分が使われているかの説明です。例えば「純石けん分(98%脂肪酸ナトリウム)」と表示されている場合は、その製品は純石けんが98%含まれていて、その原料は脂肪酸ナトリウムであるということです。

複合石けんの場合は、純石けん分と合成界面活性剤の両方が表示されています。そして合成洗剤には、先ほど説明したように合成界面活性剤が含まれており「界面活性剤」と表示されます。

台所用石けんは体を洗う浴用石けんとは異なり、含有率1%未満の成分に関しては表示されません。なぜなら台所用品は家庭用品品質表示法で規制されていますが、浴用石けんは薬機法(旧薬事法)で規制されているからです。したがって、たとえ香料が1%未満配合されていたとしても、成分欄を見ただけでは分かりません。

もし香料や防腐剤などの化学物質を一切含まない台所用石けんを探したい時は、成分表を見ただけではわかりかねるので、お問い合わせをして確認してみるとよいでしょう。

 

台所石けんの形状の違いとそれぞれの特徴

台所用石けんには、固形、液体、粉末といった形状があります。それぞれの特徴について、見ていきましょう。

固形は、スポンジにこすりつけて洗います。たいていのものは純石けん分が98%程度含まれているので、洗浄力が高いのが特徴です。

液体はスポンジにさっとつけることができ、利便性が良いのが特徴です。しかし、含まれる純石けん分が、固形と比べてかなり低いものが多くなります。代わりに水の量が増えるので、洗浄力は弱くなりがちです。

商品数は少ないですが、粉末の商品も市販されています。洗浄力の部分において、つけ置き洗いとしての用途で利用されているようです。

 

ミヨシの台所用石けん

ミヨシ石鹸でも台所用石けんをご用意しています。

おすすめは無添加シリーズです。化学物質を含まないため、肌に優しく、誰にでも安心してお使いいただけます。

 

・液体の「無添加 食器洗いせっけん」

・洗いにくいものでも楽に汚れが落とせる「無添加 食器洗いせっけん 泡スプレー」

・よく泡立ち、すすぎも簡単な「無添加 台所用せっけん 固形」

 

など、さまざまなタイプをラインナップしています。

 

また使用後の手肌の乾燥が気になる方には、うるおい成分のグリセリンを配合した「白いふきん洗い」もおすすめです。泡切れが良く、ふきんなど何回使っても全く嫌な臭いがしないと、好評をいただいております。

あなたの用途に合ったタイプを選んでみてくださいね。